北陸にしかないこだわりの梨を求めて…
福井県あわら市 木下農園さんを訪れました。
木下農園の木下さんは、
以前このページでも紹介した、
『サンビーフ齊藤さん』からご紹介いただいた方です。
木下農園では、さまざまな食材を栽培しています。
その中でも木下さんが熱い想いをもって育てているのが梨です。
梨を育てるうえで、一番のこだわりは
『土作り』だそうです。
土がその食材の良し悪しを決めるといっても過言ではなく、
収穫するタイミングはもちろん、
1年を通し、実がなり、食べるまで
しっかりとお世話をしてあげないと
おいしい梨はできないとか。
その中で、こんなエピソードがありました。
木下農園さんで藁(わら)を使い、
余った藁はサンビーフさんにお分けし
牛のえさにされているそうです。
その、美味しい藁を食べた牛のたい肥を、
木下農園さんが大切にされている土づくりに
活用していく事で、最高の土が出来上がります。
そんな土から出来た梨は、甘味がたっぷりあり、
みずみずしさがあります。
梨はもぎたてをそのまま食べるのが
一番おいしい食べ方だそうですが、
品種によっては、食べ方もさまざまで、
今でも研究中です!と、笑顔でお言葉を頂きました。
人と人が繋がり、最高の食材が出来上がっていく過程を知り、
シェフの橋本も、食材を大切に使用し、
一番おいしい状態でお客様に食べてほしい!と
改めて感じたそうです。
最後に、木下さんの今後の展望は?と伺ったところ、
『この地域で、一番うまい梨を作りたい。』
その言葉には、梨を愛する気持ちと、熱い気持ちが
たっぷりこもっていました。
人と人とをつなぐ北陸キュイジーヌの旅はまだまだ続きます。
次回は北陸にしかないこだわりの古代米を求めて
石川県の谷農園さんを訪れます。
お楽しみに!
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