【北陸キュイジーヌ~出会い編~】
石川県金沢市 打木源助(うつぎげんすけ) だいこん
北陸にしかないこだわりの加賀野菜を求めて…
石川県金沢市安原地区で打木源助だいこんを育てておられる生産者の松本充明さんを ヴィクトリア金沢の館長 二ノ井が訪ねました。
「打木源助だいこん」という一度聞くと忘れられない名前。
金沢市打木町で篤農家をしていた松本さんのおじい様、佐一郎さんが
井上源助さんからもらった種子を
10年という歳月をかけて交配と選抜を繰り返し【打木源助だいこん】
と名づけられました。
その力強い名前とは対照的に
水分量が多く、少しでも爪などがあたるとパンッ!と
音をたてて割れてしまう繊細さがあります。
やわらかい特徴がありながら、煮崩れしにくく味の染みも良いことから
おでん、ふろふき大根、みぞれ鍋など
今の時期にぴったりな料理方がおすすめとのことです。
他の場所や土でも栽培は可能ですが、受け継がれた【打木源助だいこん】の味・品質は
ここでしかできない。
松本さんは、打木の砂地で栽培することにこだわっています。
「栽培は難しいが、お客様が喜んでくれる源助だいこんを作るのがやりがい。
楽しんで作っています。」
そう、話す松本さん
松本さんの想いは『旬を食す』という事を大切にしたい。
年中、野菜が出回る時代に生きる人たちに
日本の誇る『四季』の移り変わりを食材を通じて感じてほしい。
というものでした。
加賀野菜の代表である【打木源助だいこん】
小さな砂地の畑で育つだいこんと
大きな想いを胸に日々愛情をもってだいこんを作る松本さん
北陸の素晴らしさを共に届けていきましょう!
人と人をつなぐ北陸キュイジーヌの旅はまだまだ続きます。
次回は北陸にしかないこだわりの深層水トマトを求めて
富山県小矢部市のひかりファームさんを訪ねます。
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